「ニャーゴ店長いますかー?」スカイライトチューブとステンドグラスの共通点とは。

「ニャーゴ店長いますかー。」

「店長は、今ロシアに出張中で留守にしてまーす。」

と対応してくれたのは、執事の青島さんでした。

今日、お邪魔したのは藤枝にあるステンドグラス工房「ニャーゴ」さん。

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「スカチューの現物持ってきたんですけど・・・」すると「それ、私が興味あるんですー。」と執事の青島さん。「スカチューを使って万華鏡ができないかと思って」

と、突拍子もないことをいう執事さん。

まずは、ステンドグラスについて理解するために、いろいろお話を店内の作品を見せてもらいながら
聞かせていただきました。

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使用されているガラスはほぼ海外のもの。
日本では、ステンドグラス用のガラスを作っているところはもうないそうです。ガラスも工業化の波で、ラインに乗せて、早く・大量に・安くの価値観の元
手作りのガラス作りをするところがもうないそうです。
ここでも一つ、手作業の文化をなくしてしまったんですね。しかし、手作りのガラス作りは大変なようで、現物サンプルがあるものの
発注して届いた商品を見ると、色が違っていることも多々あるそうで、
「手作業で作っているので大変なのはわかるけど、サンプルを出して品番をうたっている以上は
プロなんだから同じ色をだしてほしい。」
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とそこは厳しい口調でお話されていました。
妥協を許さないプロの姿勢を感じました。でも、そんな作品へのこだわりの姿勢を見ると、並べてある作品(商品)の値段の価値が十分に理解できますよね。これなんかは、一ヶ月も完成までかかるそうです。
この作品の説明を受けることで、ステンドグラスの奥深さを知ることができますので
是非みなさんもお店に行って、執事の青島さんのお話を聞いてみてください。
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しばらくお店にいると、常連のお客様がいらっしゃいました。
なんでも、時間調整のため、お店に寄られたそうです。
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青島さんと楽しそうに、店内の作品をご覧になられてる幸せそうな笑顔を見て
スカイライトチューブとの共通点を見出しました。
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スカチューも、お客様に心の豊かさと笑顔を運んできます
ニャーゴさんのステンドグラスも同じなんですよね。それに気づいたとき、「万華鏡」の提案が、とてもすばらしいことに気づきました。どんな形で実現できるのかまだ、わかりませんが、それが実現した時には
とてもすばらしい空間が生まれるのではないかとワクワクしています。自然光を浴びることで、より生かされるステンドグラス。
ステンドグラスを通すことで、より豊かな表情を見せるスカイライトチューブ。

すてきなコラボになること間違いなしですね。
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近いうちにコラボできることを願って。
うまくこの二つを生かしてくれる建築屋さんに出会えるといいなと思います。「ニャーゴ店長、お邪魔しました。またロシアから帰ってきたらお会いしましょう!」
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