自然の光で健やかに暮らす|暗い部屋まで太陽光を直接届けるスカイライトチューブはエコの時代のシンボルに

今日も暑かったですねー。静岡は安倍川の花火大会のようで天候に恵まれてなによりです。

やっぱり夏場の太陽、本格的に実力発揮といった感じでしょうか。
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今日、明日と「自然の光で健やかに暮らす」とういテーマで
SBSリフォームプラザ静岡でセミナーを開いています。
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このテーマにしたのは、

太陽は、部屋を明るくするだけでなく、人の体内リズムにも
大きな影響を与えてくれているといことに気づいてもらいたかったからです。

「体内時計」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
古代から、人間は太陽のリズムに合わせてその活動をしてきました。
朝日が登れば起きて、夕日が落ちて暗くなれば寝る。
その地球の自転に合わせた24時間の周期で活動を繰り返してきたんですね。

では、人間の「体内リズム」は何時間だと思いますか?

はい、チョビくん。

「うーーーーん、」

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て、それどこかで使いましたよねー。

正解は約25時間なんです。

このことは、時間の情報を全く与えない場所で、
好きな時間に寝て、好きな時間に起きるということを実験で
やってみた結果わかったそうです。

この1時間体内リズムが長いということは
人間は、なにも意識しないで生活をしていると、少しずつ夜型にリズムがシフトしがちになります。
「生活リズム」と「体内リズム」がずれていくと、体調がすぐれなくなるなどの影響が出てきます。

そうならないように、この「体内時計」をリセットするのが、太陽の光、朝日なんですね。
朝日を30分くらい浴びることで体内時計がリセットされ、
体内リズムが整えられ、一日を気持ちよく過ごすことができ、睡眠もスムーズに
なります。

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ただ、現代では、エジソンの発明した電球が夜も明るくし、日が沈んでも活動できるように
なった結果として「体内リズム」が崩れている人も多く、それによる疾患も増えているようです。さらに、LEDが開発されてからは、より人体に強い影響を与える青い光も多くなり、
パソコンやスマホなど、直接ブルーライトを目に入れることも問題視されています。ブルーライトカットのメガネが最近多く売られるようになったことからもそのことが
わかりますよね。このように現代は、あまり明るくない朝と、明るすぎる夜を過ごしているため
意識をしないと体内リズムが狂ってくるそうです。時間帯やシチュエーションにあった照明の浴び方を考えるときに来ているようですね。
照明と人間との関係を考えることはこれから、健康的な豊かな生活を
送る上では非常に大事な要素になって来ますね。

「フーーーーん。」

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地球温暖化問題を考える上で、照明の電力量を減らし、CO2を削減するため
白熱電球の製造が中止され、LED照明に加速的かつ無批判に変わってきていますが
人体への影響を考えながら、建物へ導入していく考えを持つ必要があると
私は考えます。以前のブログにLEDが第4世代の照明と呼ばれているのなら
太陽光照明スカイライトチューブは第5世代の照明となる。ということを書いたのが2011年1月30日でした。地球環境の健康と人間の健康を考えた時に、バランスのとれた照明にするには、
まず、この自然の恵みである「太陽の光」を直接利用することを考える。
それを限界まで使った上で、電気照明を使わないといけない部分に電気の力を借りる。というマインドに変化していくことが照明においても本格的に必要になってきていると思います。

人間が屋根を作ることによって、その恵みを拒絶してしまっただけなんだから。
そろそろ第5世代の照明、「太陽光」の直接利用した照明を考える時に来ているように思います。

「自然の光で健やかに暮らす家」を、紫外線と熱を運んでこないスカイライトチューブなら
実現することができるんじゃないかと思います。

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朝日を浴びるのにカーテンを開けて寝るのがいい。」と、本には書いてありましたが、
今のような暑い夏の季節では
暑くて眩しくて開けてねられないですよね。
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ということで

「じゃー、スカイライトチューブの下で寝たらどうなんだ?」
「眩しくないのか?」
「夏は4時半ころから明るいから目が覚めちゃうんじゃないの??」

とよく言われるので、
明日も良く晴れそうなので、

今晩は自宅のキッチンにあるスカイライトチューブの下で寝て実験してみることにします。

こんな感じで・・・・・・・
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眩しすぎて目が覚めてしまうのか
それとも、朝の太陽を柔らかく受けて爽やかな目覚めの明かりになるのか?実験結果をご期待下さい!