こんなお客様がいらっしゃいました。
耐震補強したら今まで大きな窓だったのが
壁になってしまって、キッチンの窓は小さくなるしダイニングの窓がなくなった。
お気に入りの場所が、暗くなってしまった。
2階には部屋があるし、もうどうしようもないのかしら。
大工さんは「いいじゃん、LEDが安くなったから電気つければ。」
夫も、息子も「そうだよ。それに、それが嫌だったら、2階の日が当たる部屋にいりゃーいいじゃん。」
とまるで他人事。
それも仕方ない、夫も息子も昼間は仕事で家にいないんだから私の悩みがわかるはずない。
それでも私は叫びたい。
「私は、このキッチンにいる時間が長いの!このダイニングでお茶したいの!
この場所がいいの!」
こんな心の声を家族が理解してくれなかった
私はこうして「うつ病」になった。
確かに、エコの時代。照明はLEDで消費電力は抑えることができるし、太陽光パネルも屋根に載せました。
太陽光発電で余った電気は売ってしまえばいい。
「経済的」には、10年後には元が取れるんだから太陽光発電を載せておけば問題ない。
でも、
「精神的」には、太陽光発電はどうなんだろう。気持ちを変えてくれるんだろうか。
そんなことを、昼間、暗くなったダイニングで電気をつけながら新聞を読んでいてたまたま目にしたのが
太陽光照明スカイライトチューブの記事でした。
スカチューマンの仲間、内山建築さんにお願いしてご自宅の居間に設置してある
スカイライトチューブを見学させていただきました。そして明るさのこと
雨漏り対策のこと
暑さ対策のこと
紫外線対策のこと
に対してのご質問に答えさせていただき、
これならと、納得していただいて工事をさせていただきました。
明るくなった瞬間の奥さんの笑顔。忘れられません。
スカイライチョチューブが運んでくる快適な太陽の光は、
この金額を高いと感じるか安いと感じるか、あなたはいかがですか?暗いので明るさを求めて電気をつければ年間約1万円。
この電気代をコストと考えて元を取ろうとすると、
なんと40年もかかってしまします。
でも、これを自分への健康的な生活への投資と考えれば
20年使ったとすると、
40万円÷20年÷12ヶ月÷30日=1日あたり55円
55円で、毎日太陽のある生活を取り戻せるとしたら
どうでしょうか?
検討してみる価値はありそうじゃありませんか。
タバコよりも
缶コーヒーよりも
ポテトチップスよりも
卵のおでんよりも
安いんですから。
「コスト」ではなく「投資」と考えてみる。
静岡新聞の11月3日の朝刊のトップ記事を見て愕然としました。
もうここまできちゃたのかと。
「化石燃料との決別要請」を全員が意識できるかどうかが問われている。気候変動はもっと激しくなり、異常気象と言われる
天候が、毎年毎年増えることになるんだろう、
そして毎年のように被害がでるようになるんだと思う。ということを、どれだけ自分ごととして、
そして、未来への責任として考えることができる人が
多数を占めるようになるか。これまで、ここ最近、大きな災害がなかった、静岡市でも
今年は台風18号で身近に災害が起こった。
ほんとに身近な場所で、こんな被害を経験すると
「温暖化による気候変動のリスク」を感じざるを得ない。
太陽光をダイレクトに「光」として活用し、自然環境のありがたさを
感じることができるスカイライトチューブは、
「電気照明」の変わりとして
「太陽光」を「照明」として活用できる技術。
「照明」のことを「電気」というくらいだからこそ、
「電気を使わない照明」スカイライトチューブは
エコのシンボルとなることが出来るんだと思う。
エコのシンボルとしてのスカイライトチューブが
当たり前に日本の住宅の屋根に着くように、仲間と共に頑張りたい。
私は、縁あって7年前に、このスカイライトチューブを広めることを
生業とすることを決めた。
温暖化防止は単なるブームとして終わらせてはいけない問題。
私は、この問題に対して意識を再度向けてもらう人を
スカイライトチューブを通して増やして行きたい。