スカイライトチューブのデメリットってなんですか?

「リフォームして部屋に光を、スカイライトチューブで入れたいんですけど
デメリットってなんですか?」

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という質問をいただきました。
「うっ、デメリットー?」

世にあるいろんな商品がありますが、大抵のものは

「いいですよ、うちの〇〇はこんなにいいんですよー。」

ということは、パンフレットなどにも大きく書いてありますが
欠点を堂々と書いてある商品は希ですからね。
全てにおいてメリットだけで欠点がないなんてことはありえませんからね。
それはスカイライトチューブも同じことです。
今日は、堂々とデメリットをお伝えしようと思います。
一番大きなデメリットは、「チューブが大きくてスペースを取る」

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光を運んでくれるチューブの直径が小さくても25センチもあるということ。
2階建ての家であれば、1階の部屋を明るくしたいとなれば
2階の部屋のどこかにチューブを通す必要性があります。
その場所をどこにするのか。
最適なのは、クローゼットや押入れの中を通すことですが
チューブのスペース分は収納できる部分が減るということになります。
また、適当な位置に収納スペースがないとすると
部屋のどこかを通してこなければなりません。
そんなときは、壁際に設置をして囲いをすることになります。
その両脇のスペースに棚をつけたりして収納として使えるようにする方もいらっしゃいます。
さらに、どうしようもない場合は、部屋の真ん中に柱を建てる様にチューブを通すこともあります。
もちろん、もう2階の部屋は誰も使ってなくて押入れ部屋になってるというケースの時ですが。
このように、チューブを通す場所がうまく探すことができなくて断念されたケースもあります。
やっぱり、人の価値観は多様ですので「収納スペース」を「自然光のある暮らし」より優先される方も
いらっしゃるということですね、とても残念なんですが。
スカイライトチューブは、天井につけた散光カバーにより、空から導いてきた光を柔らかく拡散してくれますので
部屋の中央に設置する必要もないので、どこかしらに適当な場所は見つけられると思うので
お客さんと一緒になって、一生懸命に最適な場所を私たちは探させてもらっています。

その2番目は「価格が高く電気代の元が取れない」ということ。
スカイライトチューブの価格は、大きさにもよりますが、いままでの実際の価格で
材料費と工事を入れて、20万円から50万円くらいのリフォーム工事です。

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確かに、暗い場所を明るくするのには、電気照明をつければ解決します。
しかも、LED照明であれば、電気代も安いし、今なら商品代も3万円もだせば買うことができますよね。
大体、いままでのリビングにある蛍光灯で年間1万円くらいの電気代ですから
元を取ることを考えれば10年以内に何とかしたいと思いますよね。
電気代の元を取るという観点からすると、スカイライトチューブのコストはとんでもないことです。

ただ、自分の真の目的を考えると、暗いので昼間は電気をつけたくない。
それは、1つは電気代がもったいないから、そして、もう1つは、外は明るいのに
なんでうちは電気なの?昼間は自然の光で明るく過ごしたいという、生き物としての欲求。

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この二つがあると思います。
二つ目の生き物としての欲求を満たすための投資として考えればどうでしょう。
太陽は50億年はまだ大丈夫ですから、
20年使ったとして、20万円なら、30円/日です。
50万円だとしても、70円/日なんです。

コンビニのコーヒーよりも安いんですよね。
この安い価格で、太陽をうちの中に住まわせることができるとすると嬉しくないですか?

コスト」と考えずに、快適に今後の生活を送っていくための「投資」と考えれば
悪くないと思いませんか?
そして3つ目は「天候によって明るさが変わり明るさが一定ではない」ということ。
確かに、毎日天気は変わります。全てが晴れの日ばかりじゃない。
曇りの日もあれば雨の日もある。
「曇でも雨でも天気に応じたそれなりの明るさになりますよ。」とお話しますが
晴れている時に比べたら当然明るさは落ちます。
読書をしたり、家事仕事をしたりしている時に、電気をつけなければ
暗いなー、と思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、スカイライトチューブがなければ、もっと暗いのですから
雨の日でもちょっと明るいっていうのは、やっぱりありがたいことです。

場所によっては、一年中天候によらず、外が暗くなるまでは電気が不要になるのも事実です。
私の自宅のトイレはスカイライトチューブの持ってくる明るさで、外が明るいうちは電気をつけた
ことはありません。
文字を読んだり、細かい作業をする場所でなければちょっと明るいだけで、電気を付けることは
ほとんどありません。
また、人間には体内時計があり、生体リズムを刻んでいます。
そのリズムは25時間周期であり、その1時間のズレを調整してくれるのが朝の光なんですよ。
そして、日中には活動的な、白い光に、

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スカチューも元気な明るさです。

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そして夕方には、やさしいオレンジの光になり休息の時間であることを
教えてくれます。

太陽の光が変化することで体内のリズムも変化しているのです。

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スカチューもお疲れ様と言っているようです。

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家の中にいながらにして、太陽の光の変化を感じることができるって、よくありませんか?
LED照明の中にも、高いモノになると、色を白色からオレンジに変化でき、さらに明るさも調整できる
ものがありますよね、手動ですけど。
スカイライトチューブは考えようによっては
全自動で、しかも太陽の光と完全に同期してる照明器具とも言えますよね。
こんな照明器具を作るとしたら、いくらかかるんでしょうね。
それが、現実にあるんですから、やっぱりすごいですよね。

明るさのない中で、一日を過ごすとおそらく、ちょっと嫌な気分にもなるんでしょうね。
だから、スカイライトチューブをつけたお客さんはこう言います。

気持ちが変わりました。」と。
太陽の光は明るさだけじゃないものを、人間に対して与えてくれてるんですね。
太古の昔から、太陽とともに生き、その恵みを得て生きてきた生物ですからね。人間も。

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そう考えると、天候によって明るさが変わるのも悪くないと思えませんか?
今まで、3つのデメリット

・チューブが大きくて場所を取る。
・電気代の元が取れない。
・天候によって明るさが変わる。

を見てきました。
人によって価値観は様々です。
価値観によってはデメリットは逆にメリットでもある。

3つのデメリットをメリットと感じられることができる方には
スカイライトチューブは、とっても素敵な照明です。

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是非、ご検討下さいね。