ヒントは松下幸之助の「二股ソケット」。都市型洪水を減らすことのできる簡単な方法とは?

「降った雨は地球に返そうよ。」

有りそうでなかった雨樋の取水装置。自在に好きな場所まで、雨水を運んでいけます。
しかも3箇所も。

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考えたのは、富士市に住む熱い男、自称「農家出身の発明家」。畑に水をやるときに、雨を貯めておいてそれが自由に使えればいいなと考え松下幸之助が考えた「二股ソケット」をヒントに開発。知り合いを頼りに、一から自分で開発。

商品としては、すでに2年半前に完成。しかし、不具合があってはならぬと、この間、ずっと雨が降ってはその効果を
検証してきたということ。

今月の台風18号で大変な被害が清水区でも発生。全国レベルでのニュースにもなった。

「雨の降り方が今までと違う。温暖化の影響で、ゲリラ豪雨と呼ばれるような降り方となり
今後も都市型洪水の被害は多くなるのではないか。」

「それを防ぐには、せめて自分のうちの屋根に降った雨は、下水に流さないで自分のうちで
処理するのが本当じゃないのか」

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と警鐘を鳴らす。10月12日の静岡新聞も「巴川排水に限界」との見出しで記事を載せており、
その中長期的な対応として、各家庭で庭に雨水を貯めるマスを設置するなど、流域全体の
認識と共有が大切。と書いている。「自分ひとりがやったって。」

環境問題は問題が大きいだけに自分ひとりの行動がなかなか目に見えないが
一人ひとりが自分ごととして考えることが大切。

塵も積もれば山となる」のことわざの意味をあらためて思い起こさねばならないと感じた。

太陽も雨も、自然のありがたい恵み。
自然と上手に折り合いをつける意識と生き方がますます求められる時代になってきますね。

自治会で導入を検討してくれるといいなと思うのですが、
興味のある方は是非私、藤井までご連絡ください。