「秋芳洞」はなんて読む??|「おいでませ山口へ」帰路編

「おいでませ山口へ」の旅も、台風が接近する10日は
お墓参りやら挨拶回りやらで、あっという間に終了。
結局、台風の影響もあり遠出をこの日はできませんでした。

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娘のお婿さんは、山口に足を踏み入れるのは今回が初めてということで
行く前は、錦帯橋、萩、山口、角島、長門、などなどいろいろ行きたいところを
ピックアップしていたのですが・・。

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そして最終日、次の日はみんな仕事で、静岡に10時までには帰りたいねという
希望はあったのですが、せっかく山口まで来たんだからということで、
実家からの距離も考えて、秋芳洞に行くことになりました。

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ちなみに「秋芳洞」は「しゅうほうどう」と読むものだと思ってましたが、実は「あきよしどう」が正しいんですね。

秋芳洞は、子供たちがまだ小学生のころ連れて行ったことがありますが
それ以来で、久しぶりの観光です。山口で見てもらいたい観光名所といえば、
「岩国の錦帯橋」「美祢の秋芳洞」「萩」「山口の五重塔」くらいに
昔は思っていたのですが、今、遠くにいて旅行ガイドを見てみると、他にも行ってみたい場所が
たくさんありました。静岡もそうですが山口の自然の景色も素晴らしいものがあり
なんで、山口にいるときにきづかないかなー、と思うほどでした。人間、やっぱり当たり前にある環境の中では、その素晴らしさやありがたさに気づくことは
ないんですね。失ってからはじめて、その当たり前に気づき感謝する。当たり前は有難いことなんだということを強く意識して見ると、
今、周りにあるすべてのことに感謝したくなります。
そんなことも、考えさせてくれた今回の旅行です。

朝は8時30分から、入ることができます。できるだけ早く入ろうと思い、到着したのが9時30分。
まだまだ駐車場もガラガラで、台風だから今日は人も少ないやと思っていました。

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駐車場からお土産物屋さんの並ぶ商店街を抜けていくと、入口が現れます。石灰岩を地下水が削って作られた鍾乳洞。
3億年の歳月がかかっているそうです。
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ここが入口です。
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人の手では作ろうと思っても作ることのできない造形が
あちこちにあります。
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天井の割れ目に雨が染み込んで石灰岩を少しづつ溶かしながら下へ伸びていく、鍾乳石。
そして、下に落ちたその水が伸びて行くのが石筍。
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なんと、これがつながって石柱になります。
感動ものです。大黒柱と名付けられています。
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たぶん、一日居ても何の変化も見えないんでしょうが、毎日の少しづつの積み重ねが
こんな風景、造形を作っていく。
ここでも毎日の積み重ねの大切さを思い知らされます。進んできた道をUターンして入口に戻っていきます。
鍾乳洞の中は、一年を通して17°だそうです。
夏涼しく、冬は暖かい環境。
まるで、今の住宅のキャッチコピーのようです。
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そこで感じたのが、そうかー、そうならこんな環境が住みやすいのか、温熱環境的には。
と思いますが、決してここで暮らそうとは思いませんよね。やっぱり、太陽がないからなんですね。太陽があるところには、様々な生物がいます。
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太陽がある世界とない世界。
この景色の違いにも意識を向けると、あらためて太陽のありがたさに感謝です。たった2時間の秋芳洞での滞在でしたが
いろんなことを考えさせてくれる場所でした。
子供の頃行ったことがあるというみなさんも、
今、行ってみると様々なことを感じさせてくれる場所だと思います。今回は秋芳洞だけしかいけませんでしたが
また、新しい家族と一緒に山口へ行きたいと思います。
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静岡へは無事に午前1時30分に帰って来れました。
次の日も、みんな遅刻することなく仕事に行けたということで
いうことのない「おいでませ山口へ」の旅でした。みなさんも是非、山口に一度は行ってみてくださいね。
来年の大河ドラマは吉田松陰の妹が主人公ですから「」が
注目されますからね。話題になる前に是非!!です。